EMI解析

EMI解析機能を活用することで、基板製作前にEMIの原因となりうる箇所を予測し、設計段階から修正・対策を施すことが可能となります。
当社では、下記解析を実施しました。

■解析項目
・近傍界、遠方界の放射ノイズ解析
・プレーン共振解析(電源-GND間)
 

解析結果

・遠方界 放射ノイズ解析

EMIの原因となるDCDCコンバータ部の放射ノイズ解析を行いました。

当初のボードでは、DCDCコンバータがA面B面互い違いの配置になっていますが、変更後のパターンではDCDCコンバータをA面のみに配置しています。

             図1.DCDCコンバータ配置図

部品の配置変更により、遠方界解析結果は下記の通りとなりました。

                図2.遠方界解析結果

当初ボードよりも修正後パターンの方が、特性が良くなっていることがご確認いただけます。
当社ではこのように、基板設計にあたりより最適なパターンをご提案させていただくことが可能です。
 
 

・テストクーポンを用いた放射ノイズの実機比較

下記は、テストクーポンを用いた放射ノイズの実機比較結果です。
パターンが何もない部分でも磁界が発生しており、シミュレーション結果に近い実測結果を得ることができました。


 
 

・プレーン共振解析(電源-GND間)

EMIの原因となる電源-GNDプレーン間の共振を解析して電源プレーンを最適化しました。

下記の図をご確認いただくと分かる通り、左図では共振の発生により最大電圧が規定値を超えています。
このままではEMIを悪化させる可能性があるため、共振の発生している箇所に対してスナバ回路を追加しました。
急激な電圧上昇を抑える効果を持つスナバ回路を追加することで、右図の通り電圧を規定値内に収めることができました。

               図.プレーン共振解析結果

EMI解析を活用することで、実測に取り掛かる前にその傾向を確認し、動作上問題となりうる箇所の予測を立てることが可能になります。

***

基板設計・製造においては、工程が後ろに行けば行くほど、消費する時間もコストも大きくなってしまうため、設計段階からしっかりとした対策が重要です。
当社では、これまでに様々な経験・実績を積んだスタッフが丁寧に対応させていただきます。

また、シミュレーション作業のみでのご依頼にも対応可能です。
ご希望のフェーズにてお客様に合った最適なシミュレーションを実施させていただきますので、ご検討の際はぜひご相談ください。

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